外壁塗装のシリコンと無機の違いと選び方
シリコンは費用と性能のバランスを取りやすい塗料
シリコン塗料は、外壁塗装で費用と耐久性のバランスを取りたい場合に検討しやすい選択肢です。無機塗料ほど長期間の耐久性を重視した設計ではありませんが、必要以上に初期費用を増やしたくない住宅では候補になります。
特に、今後の住まい方がまだ決まっていない場合や、次回のリフォーム時期も含めて柔軟に考えたい場合は、耐久性だけを最優先にする必要はありません。外壁塗装では、高性能な塗料を選ぶことと、自宅に必要な性能を選ぶことは別だからです。
また、「シリコン塗料」という名前だけでは性能を判断できません。同じシリコン系でもメーカーや商品によって耐候性、機能、想定される塗り替え時期は異なります。
エグチ建装でもラジカルシリコン樹脂を使った外装リフォームを扱っており、建物の状態や予算を確認しながら塗料を選定しています。
シリコンを検討する場合は、「シリコンだから十分」と考えるのではなく、どの商品を使うのかまで確認することが大切です。
無機は塗り替え回数を減らしたい場合に検討しやすい塗料
無機塗料は、長期間住み続ける予定があり、将来の塗り替え回数をできるだけ減らしたい場合に検討しやすい塗料です。
一般に、無機成分を取り入れた塗料は紫外線などによる劣化に強い製品が多く、シリコンより長い耐久性を想定した商品があります。その分、初期費用は高くなる傾向があります。
そのため、「価格が高いから良い塗料」と考えるより、「長期間持たせるメリットを自宅で活かせるか」で考えることが重要です。
例えば、これから20年以上住む予定があり、屋根やシーリングも含めて長期的なメンテナンス計画を立てたい住宅では、無機塗料の長寿命を活かしやすくなります。一方、比較的早い時期に売却や大規模リフォームを予定している場合には、長い耐久性に費用をかけてもメリットを十分に得られない可能性があります。
無機は「誰にとっても一番良い塗料」ではなく、長い耐久性を活かせる住宅で選ぶことがポイントです。
シリコンと無機で迷ったときの判断基準
シリコンと無機のどちらを選ぶか迷ったら、最初に「何年間持たせたいか」と「その家にあと何年住む予定か」を整理すると判断しやすくなります。
目安として、次のように考えると選択肢を絞りやすくなります。
- 初期費用を抑えたい場合 シリコン系を中心に、必要な耐久性を満たせる商品を比較します
- 長く住み続ける予定の場合 無機を含め、塗り替え回数を減らせる高耐久塗料を検討します
- 10年前後で売却や建て替えの可能性がある場合 高耐久塗料への追加費用が本当に必要か確認します
- 屋根やシーリングの劣化も進んでいる場合 外壁塗料だけでなく建物全体のメンテナンス周期を確認します
- 業者から無機を強く勧められている場合 なぜ自宅に無機が必要なのか、商品名と理由を確認します
費用、耐久性、住宅の状態のどれか一つだけで決めるのではなく、この3つを組み合わせることが失敗を避けるポイントです。
耐用年数と価格差を見るときの注意点
耐用年数はシリコン10~15年・無機20~25年がひとつの目安
シリコンは10~15年程度、無機は20~25年程度を目安として紹介されることがあります。ただし、この年数だけを見て塗料を決めるのはおすすめできません。
実際の持ちは、商品そのものの性能だけでなく、外壁材、日当たり、雨風、周辺環境、下地の状態、施工方法などによって変わります。同じ「無機」という名称でも商品によって仕様が違い、同じ「シリコン」でも性能は一律ではありません。
見積もりを見るときは、「無機なので20年以上持ちます」という説明だけで判断するのではなく、使用する正式商品名とメーカーが示す仕様を確認することが大切です。
さらに、その性能を発揮するためにどのような下地処理を行うのか、必要な塗布量や乾燥時間を守る施工になっているかも確認したいところです。
耐用年数は比較するための目安として使い、保証された寿命のように考えないことが重要です。
初期費用だけでなく将来の塗り替え回数まで含めた比較
シリコンと無機を比較するときは、今回の見積金額だけではなく、今後20年、30年のメンテナンスまで考えてみると判断しやすくなります。
無機塗料は初期費用が高くても、実際に塗り替え周期を延ばせれば、長期的には塗装回数を減らせる可能性があります。外壁塗装では塗料代だけではなく、足場や養生、洗浄、下地補修なども必要になるため、工事の回数そのものが減れば将来負担を抑えられる場合があります。
一方で、長寿命の塗料を使ったからといって、必ず総費用が下がるわけではありません。途中で屋根工事やシーリングの補修が必要になれば、再び足場が必要になる可能性があります。
そのため、比較したいのは「シリコンと無機の今回の差額」だけではありません。
見積もりでは、次の点まで確認すると判断しやすくなります。
- シリコンと無機それぞれの見積金額
- 使用するメーカーと正式商品名
- 想定する次回メンテナンス時期
- 屋根塗装やシーリング補修の時期
- 足場を再度設置する可能性
- 保証内容と施工後の点検内容
このように考えると、「高いか安いか」ではなく、「その費用をかける意味があるか」を判断しやすくなります。
塗料の種類だけでなくメーカーと正式商品名まで確認
見積書に「シリコン塗料」「無機塗料」としか記載されていない場合は、正式な商品名まで確認しておきたいところです。
シリコンや無機という言葉は塗料を大きく分類するためには便利ですが、実際に施工する商品を特定できる情報ではありません。商品ごとに耐候性、機能、適用できる外壁材、施工方法などが異なります。
そのため、見積書では少なくとも「メーカー名」「正式商品名」「塗装する場所」を確認すると比較しやすくなります。
エグチ建装では、日本ペイントやエスケー化研などのメーカー品をはじめ、建物の材質や環境条件に合った塗料を選定しています。
他社との見積もりを比べる場合も、「無機の見積もり同士だから同じ条件」とは限りません。商品まで揃えて比較するか、性能や施工条件の違いを確認してから価格を見ることが重要です。
無機塗料を選べば必ず得とは限らない理由
無機塗料が向いている住宅と長期的なメリット
無機塗料を検討しやすいのは、現在の住宅に長く住む予定があり、次回以降の塗装回数を減らしたい場合です。
外壁塗装では、一度の工事費だけでなく、その後何回工事を行うかによって長期的な負担が変わります。20年、30年という期間で考えると、塗り替え周期を長くできることには一定のメリットがあります。
また、日当たりが強い場所や外壁の美観をできるだけ長く維持したい場合など、高耐候性を重視する理由が明確な住宅でも無機塗料を検討する価値があります。
ただし、実際に無機が適しているかは外壁材や既存塗膜との相性も関係します。商品ごとに施工条件が異なるため、建物を確認せず「無機なら問題ない」と決めることはできません。
高い耐久性を求める場合ほど、塗料そのものだけではなく、その性能を活かせる外壁の状態かどうかまで確認することが重要です。
シリコン塗料で十分なケースと無機を選ばなくてもよいケース
長寿命の無機塗料を使わなくても、住まいの計画によってはシリコン系で十分なケースがあります。
代表的なのは、比較的近い将来に売却、建て替え、大規模なリフォームなどを考えている場合です。長期間使用する前提で高耐久塗料へ費用をかけても、そのメリットを使い切れない可能性があります。
また、屋根やシーリング、付帯部などが外壁より先にメンテナンス時期を迎える場合も注意が必要です。外壁だけ非常に長く持たせても、ほかの部分のために足場を組むのであれば、住宅全体で見た工事回数を減らせないことがあります。
予算に上限がある場合も、塗料のグレードだけを上げるのではなく、必要な下地補修を優先した方がよいケースがあります。
「高耐久な無機にできる予算があるか」だけではなく、「その予算を無機に使うことが住宅全体にとって適切か」まで考えることが大切です。
屋根やシーリングとのメンテナンス周期の合わせ方
外壁塗装を長持ちさせたい場合、外壁だけを見るのではなく、屋根、シーリング、雨樋など外装全体の状態を確認する必要があります。
例えば、外壁に長寿命の無機塗料を選んでも、屋根がそれより早く塗り替え時期を迎えれば、その工事のために足場が必要になる可能性があります。
サイディング住宅では、目地や窓まわりのシーリングも確認したい部分です。外壁塗膜が良好でも、シーリングが劣化すれば補修が必要になります。
そのため、長期的な計画を立てるときは、
「外壁を何年持たせるか」
だけではなく、
「次に足場を組むのはいつになりそうか」
まで考えると実用的です。
エグチ建装では外壁だけでなく屋根を含む外装の状態を確認し、建物全体を見ながら施工方法を検討しています。
無機塗料の価値を判断するときも、外壁単体ではなく家全体のメンテナンス計画から考えることが重要です。
塗料の性能を左右する下地処理と施工品質
高性能塗料でも下地処理が不十分なら性能を活かしにくい理由
シリコンと無機を比較すると塗料の性能に目が向きがちですが、実際の仕上がりや耐久性には施工前の下地処理も大きく関係します。
外壁には、古い塗膜、汚れ、細かなひび割れ、傷みなどが生じていることがあります。その状態を十分に整えずに新しい塗料を塗っても、密着しにくくなり、塗料本来の性能を活かせない可能性があります。
特に高耐久な無機塗料を選ぶ場合、塗料だけ高性能でも施工品質が伴わなければ、追加費用をかけた意味が薄れてしまいます。
エグチ建装では、施工前に建物の材質や劣化状況を確認し、必要な補修や洗浄を行ってから塗装工程へ進む下地処理を重視しています。
塗料選びでは「何を塗るか」に加えて、「どのような状態に整えてから塗るか」を確認することが重要です。
見積書で確認したい塗料名と施工内容
外壁塗装の見積もりを比較するときは、総額だけを見ると違いが分かりにくくなります。
特にシリコンと無機を比較している場合は、塗料の価格差だけでなく、その金額に何が含まれているかを確認してください。
確認したい内容は次のとおりです。
- 使用する塗料のメーカー名と正式商品名
- 外壁、屋根、付帯部それぞれに使う塗料
- 高圧洗浄や下地補修の内容
- シーリング工事の有無
- 下塗り・中塗り・上塗りなどの施工工程
- 保証の対象と期間
- 施工後の点検やアフターメンテナンス
見積金額が安くても、必要な補修や施工工程が含まれていなければ単純には比較できません。逆に高い見積もりでも、価格差の理由が明確で、自宅に必要な工事が含まれているのであれば検討する価値があります。
塗料名と総額だけではなく、工事全体の内容を見ることが重要です。
自分で比較できる範囲と専門家に確認したい範囲
シリコンと無機の基本的な違い、予算、今後何年住む予定かといった条件は、ご自身でも整理できます。
一方で、外壁材との相性、既存塗膜の状態、ひび割れやシーリングの劣化、下地補修の必要性などは、現地を確認しないと判断しにくい部分です。
ご自身で整理しておくとよいのは、主に次の内容です。
- あと何年くらい現在の住宅に住みたいか
- 今回の外壁塗装にかけられる予算
- 前回塗装した時期と分かる範囲の塗料名
- 屋根も同時に工事したいか
- 外壁のひび割れや色あせなど気になっている部分
ここまで整理しておくと、現地調査で確認すべきポイントが明確になります。
高所の屋根や詳細な劣化状態をご自身で無理に確認する必要はありません。塗料を最終決定する前に、外壁と屋根を含めた建物の状態を専門業者に確認してもらうと判断しやすくなります。
エグチ建装が大切にする建物全体からの塗料選び
現地調査から外壁材と劣化状況に合った塗料を選定
株式会社エグチ建装では、佐賀市を中心に外壁塗装や屋根塗装の相談を受け付けており、現地調査で建物の状態や材質を確認したうえで施工方法を検討しています。
外壁塗装は、シリコンか無機かという二択だけで決まるものではありません。サイディングやモルタルなど外壁材の違い、現在の劣化状態、周囲の環境によって必要な下地処理や適した塗料が変わります。
当社では日本ペイントやエスケー化研などのメーカー品を含めた塗料を扱い、建物の状態や希望に合わせて選定しています。また、一級塗装技能士をはじめとする有資格者が施工に関わり、自社施工による対応を行っています。
「無機を使いたい」と決めてから相談する必要はありません。
「シリコンと無機なら、自宅ではどちらに費用をかける意味があるのか」という段階から確認できます。
自社施工と施工後の点検まで含めた長期的な住まいの管理
外壁塗装は、工事が終わった時点だけを見るのではなく、その後の状態まで考えて選ぶことが大切です。
エグチ建装では、自社施工による直接対応を行い、施工後も定期的な点検を実施しています。公式サイトでは奇数年ごとのアフターメンテナンスや、施工内容に応じた最長15年の保証制度について案内しています。無料見積もりや現地での診断にも対応しています。
高耐久な塗料を選んだからといって、その後まったく確認しなくてよいわけではありません。外壁や屋根は雨、紫外線、風などにさらされ続けるため、施工後も状態を確認しながら管理していくことが重要です。
シリコンか無機か迷っている方は、まず現在の外壁、屋根、シーリングの状態を確認し、それぞれの塗料を使った場合の違いを見積もってみると判断しやすくなります。
シリコンと無機の比較でよくある質問
結局、シリコンと無機はどちらがおすすめですか?
一律にどちらが良いとは決められません。
初期費用と耐久性のバランスを重視する場合はシリコン系、できるだけ塗り替え回数を減らし、長期間住み続ける予定の場合は無機が候補になります。
ただし、外壁だけを見て決めるのではなく、屋根やシーリングのメンテナンス時期も確認してください。
例えば無機を選んでも、数年後に屋根工事で再び足場が必要になるのであれば、外壁だけを長寿命化した効果を十分に活かせない場合があります。
最終的には、予算、居住予定年数、外壁材、劣化状態、建物全体の修繕予定を合わせて判断することが大切です。
無機塗料は本当に20年以上持ちますか?
無機塗料は20~25年程度を目安として紹介される商品がありますが、「無機塗料なら必ず20年以上持つ」と断定することはできません。
実際の耐久性には、商品ごとの性能差に加えて、外壁材、下地、紫外線、雨風、施工品質などが関係します。
見積もりで20年、25年などの説明を受けた場合は、その根拠となる正式商品名やメーカーの仕様を確認しておくと安心です。
また、外壁塗膜が長持ちしてもシーリングや付帯部などの補修が必要になることはあります。塗料だけでなく建物全体を定期的に点検することが重要です。
高い無機塗料を勧められた場合の確認事項
無機塗料を勧められたこと自体を警戒する必要はありませんが、「なぜ自宅に無機が必要なのか」は確認しておきたいポイントです。
まず、正式商品名、メーカー、想定される耐久性を確認します。そのうえで、シリコンなど別の選択肢との差額と、その差額によって何が変わるのかを説明してもらいましょう。
「一番長持ちするから」という説明だけでは、自宅に適している理由までは分かりません。
今後の居住予定年数、屋根やシーリングの状態、次回のメンテナンス時期まで説明したうえで無機を勧めているかを見ると、判断しやすくなります。
シリコンと無機以外の塗料も比較した方がよいですか?
条件によっては、シリコンと無機だけに絞らず、ラジカル系やフッ素系なども含めて比較する方法があります。
大切なのは塗料のグレードを多く比較することではなく、自宅に必要な耐久性と予算に合う候補を絞ることです。
例えば、シリコンでは少し耐久性が物足りない一方、無機ほどの長期耐久性までは必要ないという場合は、中間的な選択肢が合うこともあります。
また、「シリコン」「無機」「フッ素」という分類だけでは商品性能を正確に比べられません。最終的には正式商品名を確認し、それぞれの特徴と費用を比較することが重要です。
見積もりを依頼する前に準備したい情報
見積もり前にすべて専門知識を身につける必要はありません。
分かる範囲で、住宅の状況と希望を整理しておくだけでも相談は進めやすくなります。
前回塗装した年、分かれば使用した塗料、現在気になっているひび割れや色あせ、屋根も同時に施工したいか、今後何年程度住む予定かなどを伝えてください。
エグチ建装では、佐賀市を中心に無料診断や見積もりのための現地確認に対応しています。外壁の材質や劣化状態を確認したうえで施工方法を検討しているため、「シリコンと無機のどちらにするか決められない」という段階からでもご相談いただけます。
外壁塗装でシリコンと無機を比較するときの確認ポイント
- シリコンは初期費用と性能のバランスを取りたい場合に検討しやすい塗料です
- 無機は長く住み続け、塗り替え回数を減らしたい場合に検討しやすい塗料です
- シリコンは10~15年、無機は20~25年程度が紹介される目安ですが、商品や施工条件で変わります
- 塗料の種類だけではなくメーカーと正式商品名まで確認することが大切です
- 無機の方が高性能でも、すべての住宅で無機を選ぶ必要があるわけではありません
- 売却や建て替えを近い将来に予定している場合は高耐久塗料が必要か確認します
- 初期費用だけではなく20年、30年単位の塗り替え回数も考えて比較すると判断しやすくなります
- 外壁だけではなく屋根やシーリングのメンテナンス時期も合わせて確認します
- 高性能な塗料でも下地処理や施工品質によって仕上がりや耐久性が変わります
- 見積書では塗料名だけでなく下地補修や施工工程、保証内容まで確認します
- 自分で整理しやすいのは予算、居住予定年数、前回の塗装時期などです
- 外壁材との相性や劣化状態は現地調査で確認してもらうと判断しやすくなります
- エグチ建装では建物の状態を確認したうえで塗料や施工方法を検討しています
- シリコンか無機か決めきれない場合も、自宅でそれぞれを選んだ場合の違いから相談できます
お急ぎの場合は電話窓口まで、
お気軽にお問い合わせください。
[土日曜] 9:00~16:00
Access
株式会社エグチ建装
| 住所 | 〒840-2102 佐賀県佐賀市諸富町為重423-8 Google MAPで確認 |
|---|---|
| 電話番号 |
0952-20-8700 |
| 営業時間 | [平日] 9:00~18:00 [土日曜] 9:00~16:00 |
| 定休日 | 年末年始・お盆のみ休業 |
| 代表者名 | 江口 和幸 |
| 公式サイト |
建物の診断から施工まで、熟練の職人がお客様の住まいまで直接お伺いして詳細な検査と適切な提案をしています。日本ペイントやエスケー化研などの信頼性の高い塗料から加盟店限定の高性能塗料まで厳選した材料を使用しながら、最長15年の保証と手厚いアフターメンテナンスで長期的な安心を提供中です。
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